本校の進路指導における基本的な考え方
○ 社会生活に必要な知職や態度を養い,活用できる力を育てる。
○ 自分の生きがいを見つけ社会に積極的にかかわろうとする意欲を育てる。
○ 他者と良好な関係性を築くことができ,社会の一員として円滑に生活する力を育てる。
○ 生徒自らが自分の適性を知り,主体的に進路を選択し,決定できる力を身につける。

★進路指導は卒業後の進路先を単に決定するだけのことではありません。生徒一人一人の将来の夢や希望の実現に向けて,
 人生を豊かに歩む力を育てる指導支援を目指します。

高等部現場実習について
※本校高等部では現場実習の他,校内実習,デュアル型(小集団実習形式)実習も併せて行っています。

現場実習とは
 ・卒業後を想定した生活を体験し,進路決定していく実習です。
 ・2年生と3年生が対象となります。

実施期間
 5日間~10日間程度の実習を年3回(1期:6月頃,2期:10月頃,3期:1月頃)行います。
 ※3年生の3回目の実習については,基本的には,進路未決定の生徒となります。しかし,一般事業所および福祉事業所で進路が決定している場合でも,事業所の要望や必要に応じて行う場合があります

具体的な内容
・就労想定者   
 2年次では,本人の希望や関心のある業種を複数経験できるように努力し,適性を判断できるようにする。同時に,雇用につながる可能性のある事業所を把握する。2年3期~3年2期までの間に事業所を絞り込み,内定に結び付けていく。

・福祉事業所希望者
 2年2期より保護者および本人が希望する福祉サービスを提供する事業所で実施。受け入れの状況を把握し3年1期および2期でサービスを受けたい事業所を決定していく。調整が必要な場合は福祉課や担当相談支援員と連携を図り、円滑な契約ができるようにする。